高速バスの旅

 最近旅の足というと、もっぱら鉄道が多いのですが、一時期は高速バスを多用しました。 鉄道よりも時間はかかりますし、決して車内も快適とはいえませんが、やはり安いことが魅力です。 例えば東京駅と大阪駅を結ぶJRバス関東西日本JRバスが運行する「青春メガドリーム号」の場合、4300円なのです。 つくば線から転用された特殊大型バスを改造して使用しているため、車内はかなり窮屈なようですけど、でも、東京と大阪間が4300円ですから、これは破格の値段だと思いますね。(通常の「ドリーム号」だと東京−大阪間は9700円) この値段ですから、若い時なら重宝したでしょうが、バスの中で寝るというのは、落ち着かないですし、足もむくみますし、しかもこう見えて神経質なので、とても安眠なんかできません。 でも、これが昼間で、だいたい6時間位ならまったく問題はありません。 例えば名古屋をベースに仕事をしていた時ですが、よく金沢へ行っておりました。 その際も名鉄バスセンターから金沢行きのバスを利用しましたが、結構快適でしたね。 名古屋駅から「特急しらさぎ」を利用すると、自由席でも6620円かかりますが、バスなら4060円ですから、かなり安く移動できます。 つまり、速さを求めず、安く移動するなら、バスも大いに利用価値があると思いますね。