栃木水辺巡り

龍門の滝2007.3.17

 久々の更新です。 今やメインになってしまったC'est bonと上手く差別化できておらず、試行錯誤の真っ最中なのですが、やはりこちらでは自然の風景をテーマに綴って行きたいと思っております。 さて、今日は青春18きっぷの旅第2弾ということで、栃木の水辺を巡ってきました。 出発した時間が遅めだったので、限られた場所しか行けませんでしたが、でも、なかなか充実した旅ができました。

メインはオープン戦観戦でしたが…

巴川2007.3.13

 メインはオープン戦の観戦でしたが、静岡草薙球場へ行く途中、巴川(二級河川)をチェックしました。 巴川は私にとってとても思い出の川で、昭和49年の夏休み期間だけ清水に住んでいたことがありますが、河口が家の近くということで、本当に馴染み深い川なのです。 この昭和49年には七夕豪雨により、巴川が氾濫し、甚大な被害をもたらしましたが、普段は穏やかに流れている川なのです。

難波田城公園(富士見市)

難波田城公園東門


 

 中世期、この辺りを本拠にしていた難波田氏の居城だった場所に、発掘調査や古城図を元に復元し、平成12年にオープンした公園です。 また、古民家を敷地の中に移築・公開しており、見るべきものが多かったです。 




資料館裏手にある「水塚」(みづか)です。 度々水害に見舞われた荒川や利根川などの川沿いの低地部に多く見られるそうですが、盛り土した上に土蔵を建て、その中に食料など大切な物を入れておき、非常時に備えていたそうです。 水塚の周囲にはスギやケヤキを植え、土蔵を風から守っていたそうですが、先人たちの知恵に驚かせられました。


旧大澤家の文庫蔵です。


こちらは資料館に展示されていた市民から提供された古い写真ですが、柳瀬川を渡る開通当時の東武東上線列車です。 この当時の柳瀬川下流域はこんな感じだったのですね。