THE 雑文

 今日は頭が絶好調で、原稿書きも結構スムーズに進んでおります。 その流れで、”どうでもいいこと”を書き綴ってみたいと思います。 その前に”どうでも良くないこと”を先ず書きますが、先ほど家のブザーが鳴り、出てみると所沢警察の刑事さんが2人来ていて、一瞬「何か悪いことしたっけなあ」と思いましたけど、実は9月3日の未明、家の近所でひき逃げ事件があり、その聞き込みだったのです。 ひき逃げ事件があったのは噂で聞いておりましたけど、まさかまだ犯人が捕まっていなかったとは思いませんでした。 一応車を見てもらい、事件当日は箱根におりましたので、アリバイが成立したのですけど、普段家にいても日曜日の未明になんか絶対に出歩かないですし、夜中にお腹が空いてコンビニへ行くにしても、歩いて行った方が早いので、車はほとんど使わないですからね。 でも、のうのうと逃げ延びているそのひき逃げ犯人、許せないですね。 被害に遭った方は残念ながらお亡くなりになったとのことで、謹んでご冥福をお祈りします。 そういえば今の刑事さんが身分を示すものとして、所謂「警察手帳」じゃなく、カードなんですね。初めて見ましたけど、以前の手帳に比べたら、厳ついイメージじゃなく、ソフトな感じですけど、でも、指名手配されている犯人がそのカードを見せられたら、ビビりまくりますよね。 僕が初めて「警察手帳」を見たのは、小学校5年生の時ですが、実は学校をサボり、渋谷へ行ったのです。 何か学校へ行きたくなくて、国分寺の駅を”わざと”乗り過ごし、確か三鷹だったかな、トイレであらかじめ持ってきた私服に着替え、コインロッカーに制服を入れ、井の頭線に乗り換え渋谷へ向かいました。 渋谷駅を降り、東急プラザへ入ろうとした途端、後ろから来た少年課の私服警官に呼び止められ、そのまま”連行”されてしまいました。 今考えれば単に学校をサボっただけのことですけど、でも、ビビりましたね〜。 ”取り調べ中”も泣きじゃくり、とにかく学校には言わないで欲しいと懇願しましたけど、結局学校に連絡され、先生が迎えに来てしまったのです。 その先生とは、今母校の校長先生を務めている恩師のことですけど、学校へ戻る電車の中ではほとんど喋らなかったですし、学校へ戻ってもクラスメイトにもそのことを言うでもなく、放課後残って少し事情を聞かれましたけど、でも、体罰を行うおっかない先生という感じではなく、普段より優しかったのが逆に不気味でしたね。 当然母親にはこの件を知られてしまい、家ではかなり怒られ、暫くは「非行少年」呼ばわりされましたが、恩師は妙に優しくなった感じがしましたね。 後に恩師に聞かされましたけど、生徒が”警察のお世話”になったのは学校始まって以来とのことで、職員室は大騒ぎになったとのことです。 でも、恩師も一部の先生方も「別に他人に迷惑をかけた訳じゃないので…」と一生懸命かばってくれたとのことですから、今でも恩師はもちろん、かばってくれた先生方にが頭が上がりません。 その後高校へ進学して何回か学校をサボったことはありますが、多少要領が良くなってきたのか、”警察のお世話”になったことはありませんが、でも、上野の駅で少年課のお巡りさんに声をかけられたことはありましたね。 運が悪く、タバコを持っていたのがばれてしまいましたけど、でも、学校へ通報されるでもなく、ただそのお巡りさんの前で持っていたタバコを握りつぶして放免されました。 ひき逃げの聞き込みに来た所沢警察の刑事さんの話から、”とんでもない”過去をカミングアウトしてしまいましたが、でも、天地天命に誓って成人になってから”警察の厄介”になったことは一切ありません。 ですから留置所に入ったことも当然ありませんけど、以前実は知人が恐喝で留置所に入ったことがあり、面会に行ったことはあります。 その時留置所を初めて生で見て、かなり緊張した記憶がありますが、その警察署の留置所は刑事ドラマに出てくるような厳つい感じではなく、カーペット敷きで快適そうでした。 でも、よく刑事ドラマで登場するような場所での面会でしたから、やはり「絶対に来てはいけない場所」としての印象は強かったですね。 どうでもいい話”が”とんでもない話”になってしまいましたが…。