難波田城公園(富士見市)

難波田城公園東門


 

 中世期、この辺りを本拠にしていた難波田氏の居城だった場所に、発掘調査や古城図を元に復元し、平成12年にオープンした公園です。 また、古民家を敷地の中に移築・公開しており、見るべきものが多かったです。 




資料館裏手にある「水塚」(みづか)です。 度々水害に見舞われた荒川や利根川などの川沿いの低地部に多く見られるそうですが、盛り土した上に土蔵を建て、その中に食料など大切な物を入れておき、非常時に備えていたそうです。 水塚の周囲にはスギやケヤキを植え、土蔵を風から守っていたそうですが、先人たちの知恵に驚かせられました。


旧大澤家の文庫蔵です。


こちらは資料館に展示されていた市民から提供された古い写真ですが、柳瀬川を渡る開通当時の東武東上線列車です。 この当時の柳瀬川下流域はこんな感じだったのですね。